加納先生の小部屋
はじめまして、加納です。ニッポンバラタナゴとのきっかけは教師になってからのことなんです。「おれ、魚の研究をやりたい」という生徒の一言で、魚の生態については全然知らなかったのですが、「じゃ、淀川にいってみようか」ということになったのです。 淀川に行くとワンドがあり、ワンドにモンドリをつけると、魚がすごく採れたし、ドブガイもいました。
今、ワンドの水位が下がって最悪の状態になっていますが、当時、さし網を張りますと、30から40種類の魚が入りました。それで、生徒たちと一緒にわけもわからず、生態を調べていって、たまたまニッポンバラタナゴに行きついたということなんです。
ここでは私の日々研究していることや考えたことを記していきます。
生物多様性の維持について(pdf)
種の絶滅を防ぐ必要性について、私たちはどのように考えればよいか?
環境省自然環境局が2002年5月に新・生物多様性国家戦略の概要を解説した小冊子「いのちは創れない」を出版しました。 日本における生物の多様性の現状をどのように捉え、いかにして生物の多様性を維持すればいいかを分かりやすく解説しています。 この冊子の内容をふまえてニッポンバラタナゴの保護について考えてみたいと思います。
また、これからの未来の環境を創造していく高校生に集まってもらい、 絶滅危惧種を保護することにどのような意味があるのかを議論した、その内容を紹介してみたいと思います。
論文とエッセイ
★池の中の小宇宙と混沌(PDF)
★研究会のビジョン(PDF)
★“ドビ流し”がこんなに魅力的なのは何故なんでしょう(PDF)
→その他の研究論文はこちらから(PDF)