高安緑の少年団

高安みどりの少年団は、中高安小学校の岩崎先生が実施されていた自然観察会が母体になって活動が始まりました。
 1998年に中高安小学校の生徒たちみんなが花壇を掘ってビオト-プを造り、ニッポンバラタナゴを保護しはじめたことがきっかけとなり、高安みどりの少年団が結成されました。2000年から北高安小学校と高安中学校の生徒も参加し、春のタンポポ調査、夏のため池めぐり、秋のドングリ調査や冬のバードウォッチング、そして森林の整備と炭焼きなどを行ってきました。
 2001年からは保護者の方も参加してホタルの観察会を行い、地元の自然をよく知ることからはじめました。今年もホタルの観察会とため池めぐりを実施し、この高安地域にはまだまだ自然が残っていることを再確認しました。
 しかし、一方では農業振興のための道路工事や治水のために改修される3面コンクリートの水路工事で、ホタルやサワガニなどがどんどん減少しているのが現状です。
 何よりも私たちは、子どもたちが地域の自然環境を観察し触れることによって、自分たちが住んでいる地域を好きになり、大切にしたいと思う心が育つ活動になればと考えています。

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