9月 みんなの楽校with山ねきマルシェ
こんにちはスタッフの森下です。
9月の15日にみんなの楽校with山ねきマルシェが開催されました。
今回は前回よりも規模を大きくし、夜8時まで開催されました。
われわれニッポンバラタナゴ高安研究会では生物多様性センターの展示と
ザリガニ釣り大会を行いました。
11時から1時間間隔で実施しましたが(最後の16時台のみ2回)、ほぼ毎回定員いっぱいで参加した子供達もとても楽しそうに釣ってくれていました。
ですが、実はこのザリガニ釣り大会、釣れてよかったね、だけではありません。実は高安のため池が抱えるある問題を示しているのです。
それは、外来種問題です。大会用に100匹近くのザリガニを用意しましたが、実はたった2つの池で、2日間で採られたものなのです。つまり、アメリカザリガニは今、それほどまでに増えているのです。ザリガニぐらいいいじゃないか、別に特定外来種じゃないし・・・と思われるかもしれませんが、ザリガニによって池の生物(スジエビやヨシノボリなど)が食べられています。在来生物を襲い、食べてしまうが、大量に増える。アメリカザリガニはそんな厄介な存在なのです。
今回のザリガニ釣り、ただ釣りを楽しむだけではなく、このようなことにも思いを向けてくだされば、と思います。
では