8月 定期調査

こんにちは!スタッフの上地です。

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8月の定期調査ではニッポンバラタナゴの繁殖状況を確認しました。研究会スタッフが確認を行ったふれあい池は例年よりも水位が高くなっており、タモ網による捕獲ではシマヒレヨシノボリしか捕れませんでした。もんどりによる捕獲を試みるも失敗。今回ニッポンバラタナゴを捕獲することはできませんでしたが、池の中を覗くとたくさんの稚魚が泳いでいました。ニッポンバラタナゴの稚魚は背びれに黒斑があり、ふれあい池に生息する他の魚たちとは容易に区別することができます。というわけで、今年も順調に繁殖してくれているようです。

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ふれあい池以外の保護池でも、高校生をはじめとするメンバーが調査を頑張ってくれており、順調に繁殖しているとの報告を受けました。特に、RE-1保護池ではニッポンバラタナゴが卵を産むドブガイが爆発的に増えているようです。

ため池の環境では、ドビ流し(池干し)を行うことがニッポンバラタナゴやドブガイの繁殖に重要で、今年も行われる予定です。是非ご参加ください!!


2019年8月20日(火)
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