9月植生調査~コドラート調査~
9月は1日に植生調査を行いましたが、次にコドラート調査をするため再び高安山に登りました。
散策してみると主に杉が群生した人工林とクヌギやコナラの雑木林で構成されています。
ここで、杉の幹の太さを調べてみます。
周りの杉の年齢は同じくらいなのですが、幹の太さはまちまちです。
やはり、太陽の光が入りやすいところ入りにくいところで成長の速度が違うようです。
次に、30分ほど下り少し開けた場所でコドラート調査を行いました。
コドラート調査とは、縦×横で10m×10m(コドラート)の四角形の範囲内で、樹の種類や植生位置、頭上を枝葉がどれほど覆っているかなどを調べるものです。
間伐が行われた場所とまだ行われていないところでの違いを視ました。
間伐が行われたところは、太陽の光が入るようになったので下草が生えています。
間伐作業の効果が出ているようです。
このコドラート調査を元にこの先の森林整備を計画を立てていきます。