11月定期調査~ドビ流しを終えて~
こんにちは!
11月の定期調査の報告です。
先週、無事にドビ流しを終えました。
たくさんの方のご協力のおかげで、毎年無事にドビ流しを実施することができています。ありがとうございます。
さて、ドビ流しでは地引網でニッポンバラタナゴを採集することが目玉になっています。
当日は、素早くタナゴを近くのため池へ移動することで保護しています。
しかし、やはりふれあい池の規模のため池は中々ありませんので、どうしても過密状態になってしまい、タナゴのためには良い環境とは言えません。
そこで、いくつかのため池にタナゴを分散するため車で運びました。
管理できるため池が増えたおかげで、万が一に備えたリスク管理をとることもできるようになりました。
タナゴも元気に泳いでいます。(^^)
そして、ドビ流しの時にはニッポンバラタナゴを確認することはもちろんですが、水を抜くのですからドブガイやイシガイを生かすためになるべく採集します。
水を抜いて干している間、少量残った溜池の水に避難できなかったドブガイ・イシガイはアライグマに食べられる可能性が高いためです。
しかし、何分数が多いのでドビ流し当日はとり切れなった貝たちを本日は採集します。
最近、イシガイの繁殖状況がドビガイを上回っていると感じていましたが、ドブガイは普段人間が正しく足を踏み入れられない領域で生き続けているのではないかということがわかりました。
久しぶりに多くのドブガイを見たので安心しています。(´ `)
2019年もあと少しですが、事故なく活動を締めくくられるように気を引き締めてまいりたいと思います!
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2019年11月17日(日)
定期調査
活動内容:ニッポンバラタナゴ移植、ドブガイ・イシガイ採集
参加団体:清風中・高校、大谷高校、大阪経済法科大学、近畿大学
参加人数:45人
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