伝統的ため池浄化法『ドビ流し』を実施します

 恒例行事となりましたふれあい池でのドビ流しを今年も開催します。

今年は昨年以上にドブガイの繁殖が見込まれ、推定ですが約3000個体以上は繁殖しているのではないでしょうか。

この高安山麓で実施するドビ流しは日本ユネスコに“プロジェクト未来遺産”として登録されています。

八尾市高安地域で伝統的に行われてきたため池管理の手法をこの機会に体験して下さい。

 

伝統的ため池浄化法ドビ流し

〈日時〉2013年11月10日(日) 10:00~15:00

〈場所〉大阪経済法科大学花岡キャンパス(大阪府八尾市楽音寺6-10)

〈実施内容〉

  • ドビ流し(底樋を抜いて池の水を流す・ヘドロ除去)
  • ニッポンバラタナゴの一時避難(地引き網での採集)
  • ドブガイ救い(採集)

※当日、長ぐつと着替えを持参して頂くとドブガイの採集に参加できます。

※ご参加に関しましては、御連絡は特には不要ですが、事前にご連絡いただければ円滑な対応が行えるかと思います。

活動に参加・見学される方は、大阪経済法科大学花岡キャンパスのふれあい池までお越し下さい。

 

見学だけでも大歓迎です。

多くの方のご参加をお待ちしております。

 

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ドビ流し??

ドビ流しとは、数年に一度ため池の底樋(栓)を抜き、池底のヘドロを田畑に流す伝統的なため池の管理法です。ヘドロは、畑で肥料として利用され、ため池の鯉や鮒は食料となっていました。

あくまで、人間が自分たちのために行っていた活動ですが、結果としてため池が良好な環境となり、そこに住む生き物に良い環境を提供していました。

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2013年10月4日(金)
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