第6回全国タナゴサミットin八尾

こんにちは。事務局の石丸です。

先日行われました『全国タナゴサミットin八尾』のご報告です。

会場には、地域の方々、学生、研究者など250名もの多くの方が御集り下さいました。

そして、下記の様な現状報告が各地から行われました。

東北地区:藤本泰文(宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団ゼニタナゴ研究会)

関東地区:萩原富司(土浦の自然を守る会)、勝呂尚之(神奈川県内水面試験場)

東海地区:北島淳也(東海タナゴ研究会)

関西地区:松田征也(琵琶湖博物館)、小川力也(淀川イタセンパラ研究会)、加納義彦(ニッポンバラタナゴ高安研究会)、

中国地区:小林一郎(岡山淡水魚研究会)

四国地区:橋本佳樹(香川淡水魚研究会)

九州地区・島本和宣(佐世保市環境部環境保全課)

震災後、ゼニタナゴ生息地がどのようになったか、淀川のイタセンパラ再導入の経過などの報告がありました。

パネルディスカッションには、コーディネーター・小川力也(淀川イタセンパラ研究会)、パネリストには田中誠太(八尾市長)、長田芳和(大阪教育大学名誉教授)、齋藤暁(八尾市農業委員)、加納義彦(NPO法人ニッポンバラタナゴ高安研究会代表)、松木崇司(環境省自然保護官)をお招きして、“地域の持続可能性”をテーマとして、地域の経済的な再生と自然環境の再生が共存する可能性について会場内の皆様と共に議論しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中には、会場の外で全国でタナゴ類の保護や研究に活躍している、地元の小・中・高校生や大学生などの若手研究者によるポスター発表がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岐阜県のシロヒレタビラに対する他地域からの同種の移入や、愛媛県のヤリタナゴに対する福岡県からの

アブラボテ移入など外来種のみならず国内種においても人為的移植による交雑はタナゴ類でも大きな問題となっています。

 

 

さて、タナゴサミットの後は懇親会です。

サミットとは違ったざっくばらんな意見交換はきっと今後の連携に繋がっていく事と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 


2013年3月23日(土)
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