誰でも参加できる定期調査
毎月第3日曜日に行っています。AM9時に近鉄服部川駅前に集合してニッポンバラタナゴの保護池へ。
当会スタッフを始め、近隣の小中学生や大学生が集まり、保護池の環境状態やニッポンバラタナゴ、ドブガイ、ヨシノボリなどの成育状態を観察し、保護に必要なデータを集めます。
環境調査なんてした事ない!!そんな、一般の人の見学・参加も大歓迎です。スタッフがわかりやすく解説します。特に、当会では小学校のお子さんと保護者のみなさんのご参加を歓迎しています。ため池に入ったり、近隣の自然環境を観察しながら、自然や生物との触れ合いを通じて学び楽しみましょう。
調査内容の主な内容
ニッポンバラタナゴ、ドブガイ、ヨシノボリやプランクトンを捕まえます。ヨシノボリは5匹を目安に持って帰ります。そのあと研究室でヨシノボリに付着しているグロキディウム(ドブガイの赤ちゃん)をカウントします。また、プランクトンはプランクトンネットを曳きます。
生物のサイズ測定
ドブガイは殻長、殻高、殻幅の3つの部位を計測します。タナゴは体長、体高を測ります。
写真はドブガイの殻高を測っているところです。毎月、殻長、殻高、殻幅を測り、記録することでドブガイの成長を追って調べることが出来ます。
ドブガイ内の卵の確認
ドブガイに産みこまれているタナゴの卵をカウントします。また、ドブガイの卵やグロキディウムの確認(0~3の4段階)をします。
水質環境計測
水温、pH(水が酸性かアルカリ性か)、DO(水に含まれる酸素量)の測定をします。
その他
特に必要な調査があればその都度行います。季節ごとの調査内容もあります
(例:タナゴの水中ビデオ撮影、繁殖行動観察、増えすぎたザリガニを捕まえる etc….)
↓アライグマに食べられたドブガイ。外来種の脅威はこんな形でも。
持っていくもの(当会で準備)
たも網、モンドリ(セル瓶)、サナギ粉、バケツ、ノギス、ビデオカメラ、野帳、pH測定器、DO測定器、など
持っていくもの(ご準備頂くもの)
その日の気候に負けない服装、昼飯、長靴や胴長(あれば)、自然に対する好奇心(重要!)