糸紡ぎ研修 in 尾道は向島 ②
さてさて、立花テキスタイル研究所さんでチャルカの研修を行ったわけですが、色々な道具を使った糸紡ぎの体験もさせて頂きました。
まずは綿打ちからです。
これは『糸紡ぎ研修 in 尾道は向島 ①』でも紹介した「竹製の綿弓」です。手作りだそうです。
弓に張った弦で綿を弾いて繊維をほぐします。
慣れないと綿を均一にほぐすのは難しそうです。
が、弾くたびに綿がふわふわになるのが実感できるので楽しいです。
そして、これが唐弓です。
原理は綿弓と同じですが、槌で弦を弾くので綿弓よりも力を使えている感じがします。
道具は少し重いですがこちらの方が綿をほぐしやすいです。
次は、糸紡ぎです。
竹でできたなんともシンプルな糸紡ぎ機。
どこの国のものか忘れてしまいましたが(・・;)チャルカよりも難しいです。
バイオリンの弦を弾くように、右手でスピンドルを回しながら左手で綿を引き延ばしていきます。
両手に神経を使う感じです。
(スピンドルといのは、よった糸を巻き取る部分です。ディズニーの眠りの森の美女でオーロラ姫が糸車の針で刺されて眠ってしまうという針の部分ですね)
こちらは糸車です。
糸紡ぎのイメージといえばこれなのではないでしょうか?
力を使わないです―――っと糸ができる感じです。
場所をとってしまうのがチャルカと比べて不便なところでしょうか?
と、このような道具を使わせて頂いたわけですが、綿を糸にする道具というのは世界を見ても色々存在していてこれらは極々一部なようです。
私たちは、チャルカを用いて糸紡ぎを習得していき河内綿の有効利用と商品開発をしていけたらと考えています。
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